「ねえ・・人生うまくいってる?・・」
通りすがりの学生が口にしたこの言葉が
家にもどった後もなぜか頭に残り続けました。
この十代の若者にいったいどんな物語があるのだろう
もうすでに世の中のよどみに気づいてしまい
憤りを感じているのか・・・
自分が同じ年代の頃を思い返してみれば
これといった将来の目標もなくただ漠然と過ごす毎日
この先の人生・・などといった不安は微塵もなかったと思います。
この若者は明確な夢を描きその実現のために挑戦し続けている・・・
か、どうかは分かりませんが
一昔前とは比べ物にならないほどの情報で溢れている世の中で
何かを成し遂げたいのに何をしたらいいのか分からない・・
といった、およそ昭和のオジさんには理解が難しい感覚で
思い悩む人達がいると聞いた事があります。
世の中は不条理で溢れていて極めて理不尽です
この先もなんら変わることはないでしょう。
ただ面白いことにこんな、よどんだ世界だからこそ
周りからのちょっとした気遣いや
ささやかな親切といった淡い光に気がついて
ほっと胸をなでおろし心が洗われるような気持ちになるのです。
先日、買い物に行きたいと言う嫁さんを車に乗せていき
用のない私は車の中で待っていましたが
しばらくして戻ってきた嫁さんにいきなり怒られる始末
いつもと違う場所に車を止めてしまったため
どうやら店を出たあと車がどこにあるのか分からず
探し回ったようです
「まったく、どれだけ探したと思ってるのよ!」
・・あいかわらず世の中は極めて理不尽です・・・
長谷部

