指導員からスッと手渡しとも考えたが敢えての表彰式、やって良かった。このあとも各ジム毎に同様に執り行う予定である。

 

 

 

 

 

自身初の表彰式は何であったかと思い返すが・・・小学生のころの「文集はままつ」に掲載された時か版画であったか？いずれにしても意外にも文科系で表彰されている。版画は学校代表として出品をされ特選を頂き浜松美術館にまで展示された。当時とてつもない優越感をもったことを未だに覚えている。写生大会では学校近くの遠州三十三観音の一つとなる龍秀院を描き表彰こそされなかったが校長室に10年以上飾られていた。何年か前に自治会の運動会の際に確認をしにいったが撤去されており寂しくなると共に所在を知りたい。探偵ナイトスクープに依頼したいところだ。オチとして実は仕上げは私の兄がしていた。スポーツでは6年生の際に字別対抗リレーで一位となり代表して表彰を受け、中学の野球部では全ての大会で表彰されていたが西部大会では結果を出せなかったのが悔やまれる。中学でも版画のコンテストがありその際はABCのランク付けの中で私のせいでSという評価ができた。態度が悪かったせいか次選となり出品はされなかった。版画に関しては小学校の時に散々迷惑をかけた澤柳令子先生の影響が間違いなく大きい。先生自身も二科展に出品するほどの美術好きの方であったが私の意外な才能を引き出してくれた。まだ生きてるかな・・・10年ほど前旧友に会った際にその旧友から「おいっこの間澤柳にあったに！庸君元気って聞かれたわ」と聞かされた。面白いのがその旧友は澤柳先生に担任になってもらったことがないのに「そのラインで俺のこと聞くかい」と笑いとなった。私と旧友、よくつるんでいたがどんだけ目立ってたかね・・・高校に入ってからは野球で結果は出せなかった。甲子園てどんなところ・・・今度野球学校に進学が決まった甥っ子に連れて行ってもらおう。

 

 

 

 

 

今回の昇級審査会に至るまでには3年ほどの構想期間があったが開催をして本当に良かったと思う。それまでの評価は試合の結果でしかなく、今回の昇級審査では新たに技術の向上をシッカリと評価してあげられる基準ができた。それに伴い指導の幅も非常に広がったと強く感じる。また子供だけではなく大人さえも取り組みが変わったことが印象的であった。試合だけではない。頑張ればだれでも1級を目指せる。今回最年少で1級に合格した林慧人は高校1年、そして最年長で1級に合格した青島政史さんは今年50歳、子供達そして大人たちにはまずこの両名を目標とし頑張ってもらいたい。そしていつかは・・・

 

 

 

 

 

「お母さん！僕マウンテンさんみたいになりたい！」

 

 

 

 

 

となってくれたらサイコーである。

 

 

本部ジムのマウンテン君

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり