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2022.12.08






10月23日に新川モールにて開催された第34回「SK-チャレンジカップ」にて掛川ジムのリッキー山本がアマBクラス-34kgトーナメントで優勝をした。Bクラスであることから当然その上にはAクラスがあり特段クローズアップすることではないのだが、優勝までの取り組みを少し紹介したいと思う。




リッキーは昨年の5月に入門、それまで空手をやっていたため基礎体力は多少あったが空手の動きが中々抜けず当初はまるで勝てなかった。試合内容は散々で練習においても少しプレッシャーがかかると直ぐに空手の動きで逃げてしまい都度指導をするも要所でまた戻るといった具合で中々のトンネルの長さであった。今年4月のトーナメント大会では正にその点を突かれなんと一回戦で膝を腹に食い悶絶KO負けをしている。こんな負け方は空手でも経験をしたことがないであろう。




そこからどうしたか?? なんとリッキーはへこたれることなく更に練習量を上げ・・・ではなく会長が指導をメチャクチャ厳しくした。「コイツならついてこれる」という判断もがあったが、その点は読み通りで何度か泣いていたような記憶もあるが一つ壁を超えてくれた感は10月の大会前に感じていた。しかしながらリッキーがエントリーしたクラスにはAクラスでも戦える選手が数多くエントリーをしていたため、一回戦から厳しいなと感じていた。しかしそこから三つ勝ち優勝。その試合内容はどれも褒められた内容であった。例えが悪いがセコンドについた会長と賢一の指示をロボットのように体現していた。特別な動きはなく「練習のまんま」そんな内容であった。




そして試合後リッキーは変わった!と思ったらまたいつもの陽気なリッキーに戻っておりオシャレなシャドーを再開しだしたためまたもや会長と泰市先生から大目玉をくらう日々。子供なんでそんなことの繰り返しとは言ってはいられずに厳しい指導は続き 「いざ鎌倉」ならぬ「いざ沖縄」 ということでアマ協の全国大会に挑むリッキーでしたが残念ながらこちらは一回戦敗退となった。しかしその内容は決して悪くはなく、とにかく春からの特訓により結果よりも得たモノが大きかった。少しキックボクサーになってきたかなというリッキーであるが、まだまだ階段を一段上がったまでのこと。




来年のアマ協の全国大会は 「いざ札幌!」 ということでリッキーの挑戦は続く。




【表彰式】
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札幌の景色はどんなかな






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