優柔不断、いい加減、中途半端
一般的にあまり良い意味では使われない言葉
この要素をすべて持ち合わせている私のそばに居る人達は
常に気をもんで苛立っているはずである
いちばん被害をこうむっているのは他ならぬ嫁さんだろう
「晩御飯何にする?」
「・・・別に・・・何でもいいよ・・・」
「そうゆうのがいちばん困るしいちばん頭にくる!」
毎回これで機嫌を損ねてしまう
「食べたいもの言えよ!」
「・・・ん~カラアゲ」
「ノー!油なんか使いたくない」
「・・・あ・・・カレー」
「ノー!娘達が嫌がる」
「・・・えっと・・・オムライス」
「ノー!そんな気分じゃない」
「・・・じゃあ・・・何でもいいよ」
「・・・てめぇ・・・」
はなから答えを望んでいないのではないかと思うのは考えすぎだろうか・・・
特にこれといった食のこだわりはない
食に限らず衣服や身の回りの物などにも当然こだわりはなく
履物も数年前にドラックストアで数百円で購入したサンダルを今も愛用している
高校生の頃、友人数名で遊びに出かけたとき
一人ジャージで現れた私に全員が
「お前・・・マジか・・・」とつぶやいた
部屋着、普段着、外出着などという概念そのものがなかった
一緒に行動するのが恥ずかしいと友人達に思わせていたのなら
それはとても反省すべきことだろう。
それでも即断即決、几帳面などが
良い意味合いの言葉とも思えないのはどうしてだろうか
今の時代、真面目に正しく生きていれば幸せになれるのか?
との問いに自信をもって答えることが出来ない・・・
それほどまでに世の中は灰色・・・あらましのところ灰色なのだ
多大な希望や周りに期待などしない
人に親切な対応をしている時、心の片隅にある
見返りを求めてしまう貧しい考えも否定する気はない
一般的にそれを偽善と呼ぶのだろう・・・
「ケーキでも買ってくるよ」
「なんで?・・・無駄遣いするなよ!」
「え・・・いらないの?」
「・・・買うなら・・・買ってきてよ・・・」
「・・・はいはい・・・」
雑毒の善がなぜいけない
傍にいる人達をほんの少し笑顔にしたいだけだ。
長谷部