TRAINER’s
BLOG指導員BLOG:指導員の日替わりブログ


2025.10.28
皆様こんにちは!
入野ジム火曜日担当の山中です。
本日は、僕の忘れられない試合を紹介させていただきます。

井岡一翔vs田中恒成のWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(2020年大晦日実施)。
この試合は僕の心に強く残り続けています。
この一戦ですが、試合前から様々な議論がファンの間では行われていたんです。
まず、王者井岡一翔。2017年に一度引退していて、紆余曲折あって復帰したものの、
この時すでに31歳。全盛期は過ぎたと言われていました。
一方の挑戦者田中恒成。この試合まで破竹の15連勝中の25歳で全盛期真っ只中と言われていました。
ボクシングファンの間では、ここで田中恒成が勝って世代交代!井上尚弥に次ぐスーパースター誕生!
という青写真を描いていた人が多かったように感じます。
そうは言っても井岡派vs田中が勝って世代交代派の争いも一つの見どころでした。
僕自身は、田中が勝って世代交代派の一人でした。一方で、「田中が勝って世代交代だと漫画みたいで普通すぎる」と感じるボクシングファンの方も多くいたみたいです。
試合結果はというと、王者井岡の8ラウンドTKO勝ちでした。
この試合で井岡の凄さを再確認したと同時に、思い通りに行かない格闘技の難しさを深く感じました。
あしたのジョーでいうと、力石徹vs矢吹ジョー、と言ったところでしょうか?
皆さんの印象に残ってる試合も是非聞かせてください!
