こんばんは平松です。

みなさんは自販機で売られている飲料のアルミ缶が
どのように作られているかご存知でしょか？
自販機から出てくる缶の形になるのには、
いくつかの工程を経て我々が目にする形になります。
私は現在、その工程の一つ、
缶を延ばして円筒の形にする機械の設計を担っています。
プレス加工と呼ばれる加工法を使ってアルミの板からカップ状にしたものを
引き延ばして円筒状に加工します。
その、プレス加工をする機械、
プレス機を設計するのが現在の私の仕事です。

プレス機以外にも検査をする機械、製品を組立てる機械など、
工場の生産設備に使われる機械の設計に携わって17年になります。

設計の難しさは正解が一つでは無いところだと思います。
常にどの方法が良いか沢山の選択肢から
決断しなければなりません。
決断を間違えた為、
大変な目にあった事も一度や二度ではありません。
それでも、経験を積むことにより、
より良い判断が出来るようになると信じています。

これからも設計の仕事を通して、
様々な事を学んでいきたいと思います。